ウイルスとは?
先週、土日のみっちり稽古と、29日の祝日の稽古といよいよ本番にむけ
作品を通し始めてみた、思いがけず良いシーンができたと思えば、何回かリハしてると良くなくなったり、練習するとダメになる動きと練習しないと良くない動きがもの凄い複雑かつシンプルに絡められている。どうやって作品に合ったイメージを伝えるか、残りの時間で、成熟させねば。。。。
昨日のよる稽古でようやく作品の全貌が明らかになった。まだまだ詰めないといけない事が山のようにあるが、作品が仕上がるにつれ、やることがどんどん増えていくのは良い傾向かと思う。ただこのやり方に慣れてないダンサーは多分不安に押しつぶされてしまうか、自分が何をやっているかわからなくなり、ただ振りを機会のようになぞっているだけになってしまう。
練習と表現は違う。練習でできていることを、通しの時なぞってはダメだと思う。練習でできなかったこと、わからなかったことが、通してみると見えて来ることがある。それは言葉というより感覚でしかわからない。この感覚は言葉では伝える事ができない、ダンスでしかカラダでしか伝える事ができない。言葉は時に邪魔になり、誤解を招く、言葉以上のものがダンスから立ちこめて来ないと、やはりダメなのでは。。。。。ダンスも言葉で表せるものじゃないとダメという人もいる。それもそれで良いと思う。ただ自分のダンスはそれとは違う。たぶんずっとこれからも、、、、、、、
NHKで時々やってる、ニホンのジレンマという番組がある。この番組が好きだ。若い論客が少々小難しい言葉であーだこうだ言っている。そしてうまく話しはまとまったようで、まとまらない。それがいい。あるテーマについて皆が冷静に真剣に語っていく、ただその心中に戦場のような熱さを感じる。
難しい難しいと言われるコンテンポラリーダンス。観る人によっては、あるいは最初から観ないと決めている、自分にはわからないから観ないと決めている、そういう人にとって何が難しいと思われているのかわかります。が、そんなのどうでもいいやんと思ってきた、、、、、、
今回のは前回と印象が違う、、希望が好きだ。今の世の中にこっそり潜んでいる希望を探し続ける。「ウイルス」とは良い意味のウィルスかな?
当日にホント枚数少ないのですが、星屑Tシャツ放出します、ステッカー付で。
残りわずかですが、自分がなにをやりたいのかまだまだ探し続けます。