「Air6」大まか
今回はスペシャル&贅沢でした。
星屑ロケッターズの初期メンバーの久々参加、ダンスあり。
星屑立ち上げの頃は、メンバーが多くて、ステージがダンサーで一杯。
そのダンサー密度の多いなか、星加の無茶振り付け。
まー、高速&空間移動。ぶつかってもおかしくないわな。けど、ぶつかるな言われる。
でも、本番ぶつかる。でも良かった言われる。
今回、12人の星屑ダンサーが揃った。
しかもでかい男3人いるし。
個性という言葉では収まりきらない、香西、みきゆきとかもいる。
みきゆきにいたっては、香川で自身の活動もはじめてるし、
そんな2人の「ゼンマイ仕掛け」
初演は3人、その後いまの形態。まさかの再演。強度を増した再演。
大阪からのひでとさゆりのデュオ。
ひさびさのデュオ。美男美女のデュオ。まさかの新作のデュオ。
岡山〜神戸〜札幌〜札幌を経て、松山ではやってない曲も随分増えた。
「ニーナ」星加とさおりさんで、随分昔につくった作品の札幌でやったから、今回やりましょうの
「ニーナ」13分くらいの作品。名曲の「ニーナ」
「Air」という公演が決まって、そこから産まれた「Air」最初はダンスがなかったのに、
MVになって、振りがついた「Air」。「Air」を初めて踊る星屑メンバーがいるという新事実。
そして矢野さんはいつもの絢子さんでした。(後に詳しく?)
と、内部では話題につきない。
しかも、
今回は、ヴァイオリンで「シマフミ」さんこと嶋崎史香さんが、絢子さんの
紹介で、推しメンとして参加してくれる事に、、、、
じつは、『メテオ』公演、それ以前?
絢子さんの曲で、ヴァイオリンが鳴り響いていて、ずっと耳に馴染んでいた。
どれも印象的であるが、「吉野桜」の冒頭のあの、春の嵐のような、心地良い春の風のような、
歌詞でいうところの、「絹の風」のような弦の響き。
実は、この曲は、星屑のメンバーであり、舞台やのGき君の結婚式の余興で踊ったのが、始まり。
当時は作品になるとは全く思ってなく。唯一最後のフレーズが、映像に残っており、必死になって再現し、他の部分も時間をかけて作っていったという感じで、、、、
話がそれた、
その冒頭のシマフミさんのヴァイオリンがとにかくグッとくる。その手前のピアノの2音、さらにその直前の絶妙の間。
心に響くのだ。どれも、そして、涙腺を、日本人のこころを鷲掴みにする。何度も、いつ聞いても。
曲知らない人は曲聞いて下さい。
と、思い入れの半端無い、「吉野桜」ヴァイオリン有り。
公演の最後の作品ということもあり、公演の度、リハの度、本番ごと毎回良くなってる。
ダンス踊ってるとわかるのだが、毎回感覚が違う。全ての感覚が違う。
5感そのものが。
ダンスの話は、少し置く。
絢子さんは、「彫刻」と形容していたが、体幹。というより、僕が思う所のセンター(芯)から音が出てます。ギターとも、チェロとも違うと思う。その楽器を演奏する上で必要なカラダの使い方。だからダンス。音の表現の深さと豊かさでわかる、その凄さ。
ほんと音が乱れず、とおる。
初日、会場入りして、音響チェックのリハで弾いた「金色の河」の最初の一音で確信できた。
その時点で時間が繫がった。
やみうつとかゼンマイのアッパーなアグレッシブな疾走感。あの狂った感じ、軋む弦の音。
ノイズで眠れる僕にとって、こっちも好き。どっちも出せるって凄いんちゃう。
そして、次回予告のあの曲を耳コピできる凄さ。
つづく