ミカクニンホコウジンタイ
星屑ロケッターズとは別に、1月23日〜26日まで岡山で「4コマダンスワークショップ」なるものをやってきました。岡山は、三浦さんもいるせいかここ最近は近くなり、去年は平井優子さんの作品でもお世話になりました。参加者は20人。ダンス経験者も未経験者もいてかなりのばらつき。過去に松山大学ダンス部で僕の作品に触れたことのある後輩、顔は知っていても踊りを観た事の無い人ももいれば、全く初めての人もいたりする。さて、みなさん何を求めてここに集まったのか?興味津々。
今回岡山のダンサー?には、ダンスでよく言う「周りをみること」
「他者との空間、あるいは身体の共存・共有」をテーマに4日間でどこまでやれるかとことん自分達で向き合ってもらうことにした。
1日目は、星屑でもやったことある、「手をつかんで離す」というシンプルな動き。ここに3つのタスクを注入。コンタクト系のワークを知っているいないにかかわらず、それ以前に人に触れることにシャイ過ぎる傾向、さらには嘘っぽい動き方、1つのやり方への固執、、、、うーん手ごわい。皆、一生懸命なのはわかる。でもねでもねがつもる。、、、、「自分のカラダへの意識、関心」も弱い。
今回もWSの最初の方に「膝の関節ってどこにあるかわかりますか?」と聞いた所、やはり知らない人が多かった。まあダンス経験者でも膝関節がどこかわかってない人も多いわけで。ダンスのWSもレッスンタイプのが主流で、動きを教えて終わりみたいなのも多いわけでカラダ作りはダンス以前にやっとけみたいな風潮、もしくはカラダが固いからダンスなんてという気運。
誤解を恐れずに言うと、カラダの固い人なんていない。だって日常生活できてるし。でもダンスにおいて、キャリアに関わらず動きが固いダンサーは多い。カラダが柔らかいと自負する人でも動くとやはり固い。表現方法の違い、動きの好み、美意識の違いなのでしょうが、、、、、、
既存のダンステクニックを教えなくても、カラダのことをほんの少し伝えて、自分で動かしてみるだけでみるみる変わる。自分のカラダがまるで自分のカラダじゃないみたいに。。。。。3日目によくあるストレッチではない方法でカラダを使ってみたら、皆変わった!!あら不思議!柔らかくなった。これは参加した人にしかわからない魔法です、、、、、
まあ、4日間ずっとWSではなくレッスン形態にしたり、フロアの動きの基本を3つくらいやったり(完璧にするというより、こうやって動いてますみたいなカラダの使い方重視)、創作やったり、箱馬の上を一人で皆で恐がりながら歩いたり、箱馬持って喋りながら踊ったり、集合させられて無言で怒鳴られたり、舞台上でお客さんになったり、ひとの背中の上歩いたり、転がったり、突き飛ばされたり、くぐったり、運ばれたり、運んだり、、、、、、、、、、、
「ミカクニンホコウジンタイ」という作品になり20人で60分のショーイングになりました!!!!!88888888888
つづく
ことしのおみくじは末吉でした