自分たちのダンス
昨日、香西さん合流、相変わらずのマイペースには、なんか癒されます。得意の中腰&つま先立ちから繰り出される独特の雰囲気の醸し出し方は必見で、その日に猛禽類のシーンというのが出来たのですが、女性ダンサーが怪鳥のように動き回るところが、なんか逆に肉々しい感じになりました。
と、同時にオトコ達の鉄のシーンも固まりなんじゃこれ?です。
で、その日は香西さんが家に泊りで、朝5時まであーだこーだとうどん鍋をつつきながら作品の話をしまくりました。
さて、今日になり、昨夜のイメージでシーンを練ったところ全くダンスが生きて来ずかなりのロスタイム。ヒデとヤスくんありがとう!
女子も頑張った!!全くもって予想してなかった雰囲気に激変。
で、通称12マスというシーンこれは9月くらいからずっと、何度も何度も振りと構成が変わりつづけてて、ミニマルなんだけどミニマルに見えず、相交わらないものが、偶発的に交わっていくような、反復とズレから見えて来る相対性のようなもの。えっと思うことからダンスになりました。僕のわがままに付き合ってくれたダンサーのみんなには本当に感謝です。このシーンがようやく立ち上がった事で、バラバラと点在してたパズルのような全体像が、一気にまとまりをみせました。ラフに80分から90分の作品になりました。明日からはもう全員で稽古する時間は少ないけどここから、より1つ1つのシーンの強度をあげつつ、僕もいよいよ作品に入っていきます。
23日のチケットはおかげさまでsold outです。24日はまだ余裕があります、松山でこんなダンスが生まれて来ています。コンテンポラリ−ダンスは難しいとか、観ても解らないダンスは嫌いだとかそういう人に是非みてもらいたいし、こういうダンス作品ががここ松山の片隅で、東京や世界と同じように存在している。自分たちのダンスをやる、どこにもないものを!!!!!